ティンダロスの猟犬 [The Hounds of Tindalos]

クトゥルフ神話
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概要

時間が生まれる以前の超太古、異常な角度をもつ空間に住む不浄な存在とされる。

特性

絶えず飢え、そして非常に執念深い。四つ足で、獲物の「におい」を知覚すると、その獲物を捕らえるまで、時間や次元を超えて永久に追い続ける。獲物を追う様子から「猟犬」と呼ばれるが、犬とは全く異なる存在である。

肉体、精神問わず時間軸を移動すると獲物として目を付けられる。通常は逃げきることは不可能とされるが、万物溶解液によって撃退が可能とされている。 そのほかにも原作『ティンダロスの猟犬』で行われたようにアインシュタインの方程式を延々と暗誦することで狂気と化し、その洞察力で相対性理論の先にあるヨグソトースの真理に到達しその存在を否定することができる。ただし真理に到達するとかの存在を招来してしまう。

出現について

彼らが我々の住むこの世界に出現するには、120度以下の鋭い角が必要である。 部屋の角や物品の破片などが形成する鋭角から青黒い煙のようなものが噴出し、それが凝ってティンダロスの猟犬の実体を構成する。その実体化の直前、酷い刺激を伴った悪臭が発生するので襲来を察知することができるが、その時点で既に手遅れとなっている。古代ギリシア人によると、彼らから身を守る唯一の方法は身辺のものから一切の鋭角をなくし「曲線」のみで構成することであるという。

こちらの世界に姿を表すときの特徴的な形態として、「太く曲がりくねって鋭く伸びた注射針のような舌」と、「原形質に似ているが酵素を持たない、青みがかった脳漿のようなもの」を全身からしたたらせるさまが描写されている。

出自

マイノグーラシュブ=ニグラスと交わって産んだ落とし仔たちであるとも言われている。

万物溶解液 錬金術師エノイクラの物

ローレンス・J・コーンフォードの「万物溶解液 錬金術師エノイクラの物語」によると、ハイパーボリア大陸の黒魔術師である「黒のヴェルハディス」は、彼らの1体である「ルルハリル」と呼ばれていた個体を球形の「ジレルスの結界石」に閉じ込めて敵の抹殺に使役したという。但しこの石は「五つなる結社」のスパイであるイイドウェイに奪われ、結社の手に渡った。後にヴェルハディスが倒された後、ルルハリルは新たに達人の称号を与えられた錬金術師エノイクラを抹殺するために差し向けられたが、エノイクラの作り出した「万物溶解液」により撃退されている。

出典

  • 「ティンダロスの猟犬(The Hounds of Tindalos)  フランク・ベルナップ・ロング

シナリオ

獣の王

作成者:パンダ=ヒロ さん

現代が舞台。施設からの脱出を目標にしたシナリオです。

  • 推奨人数: 3~4人
  • 所要時間:テキセ 5~6時間

101匹ティンダロスの猟犬

作成者:かたり さん

現代日本が舞台。タイトル通り101匹ティンダロスの猟犬が出現。どうにかして退ける方法を見つけるシナリオです。ゲーム内時間4年の長期シナリオ。

  • 推奨人数: 2~6人
  • 所要時間: 行動によって大きく変化
  • 推奨ブック:キーパーコンパニオン

関係

Source

ティンダロスの猟犬 - Wikipedia
ティンダロスの猟犬とは (ティンダロスノリョウケンとは) [単語記事] - ニコニコ大百科
この記事は、角度のある部屋で読まないでください。 石膏やセメントを利用し、角度を埋めた上でお楽しみください。 ティンダロスの猟犬(Hound of Tindalos)とは、クトゥルフ神話作...
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