クトゥルフ[Cthulhu]

クトゥルフ神話
クトゥルフ神話
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概要

海底に沈んだ都市ルルイエに封印されている、あるいは、眠っているとされ彼自身が物語上で活躍することはない。しかし夢のテレパシーや彼の信奉者が人間に危害を加える。人間では太刀打ちできず、しかも好意的ではない太古の地球の支配者。

容姿

一般にタコに似た頭部、頭足類のような触腕を無数に生やした顔、巨大な鉤爪のある手足、水かきを備えた二足歩行の姿、ぬらぬらした鱗かゴム状の瘤に覆われた数百メートルもある山のように大きな身体、背にはドラゴンのようなコウモリに似た細い翼を持った姿をしているとされる。

人の神経を逆撫でするオーボエのようなくぐもった声を発する。人間は、このクトゥルフの姿を見ただけで発狂するとされる。また変身できる、あるいは、旧支配者であるクトゥルフの姿は、三次元に収まらないと解釈されることもある。

眷属

眷属には、「右腕」のムナガラー、“父なる”ダゴン、“母なる”ハイドラ、水棲種族「深きものども」などがいる。ゾス星系から飛来した時に同行したイダー=ヤアーとの間に生まれたゾス三神と呼ばれる三柱の息子ガタノトーア、イソグサ、ゾス=オムモグがいる他、クティーラという娘がいる。また、二番目の妻スクタイ(Sk’tai)はクトゥルフ自身に依って殺されており、三番目の妻はクトゥルフの姉妹であるカソグサであるとオーベッド・マーシュの子孫の一部に伝え続けられている。クトゥルヒと呼ばれる、クトゥルフと共に地球に来訪した落とし子達がいる。タコに良く似た落とし子達は、本物のタコ同様に煮えたオリーブオイルで調理が可能。


また夢によるテレパシーで信奉者であるクトゥルフ教団に指示を送っているといわれる。さらに眷属の一人のダゴンと深き者、そして彼らと混血した人間たちが組織したダゴン秘密教団がクトゥルフのために活動している。加えて、かつてクトゥルフと敵対した「古のもの」に使役され、主人に逆らったショゴスがクトゥルフの信奉者と協力している。

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