タイプ考察
じめん・ひこうの複合タイプ
同じタイプは他に下記がいる
- グライオン
- 化身ランドロス
無効タイプがでんき・じめん。半減タイプがむし・どく・かくとうの3タイプあり、そのどれもが環境でよくみられるタイプなので、タイプ受けが成立しやすい。
攻撃面でもタイプ一致技は通りがよいので、攻守ともに優秀な複合タイプ。
弱点は氷が4倍、水が2倍と水系の技に弱い。しかし、先述した通り無効タイプが2つもあるので相性の有利、不利がはっきりしやすいタイプです。
相性の良いテラスタルタイプ
攻め寄り
ひこう
無効のタイプ・特性がなく、半減も3タイプとかなり使い勝手の良いタイプ。攻撃性能が高い飛行を強化。通常技で物理の使い勝手の良い技がない(そらをとぶのみ)ので、テラバースト前提になる。
守り寄り
みず
苦手な水ウーラオスをメタるのに有効。弱点の氷・水を半減できるので、元々のタイプと弱点をずらせる点でも強い。水テラス時に電気タイプが弱点になるが、元々のタイプが無効にされるので、読まれたとしても打ちにくい。
はがね
半減タイプの多さが売り。こちらも元々のタイプと弱点がズレているので、テラス後の半減性能も相まってタイプ的優位がとりやすい。
広い相手を見るならよいのだが、基本的な受け性能は水の方が優秀。
ほのお
「やけど」にならないので、物理アタッカーとしての優位性を保てる。ホウオウの「せいなるほのお」ややけどにしてくる相手を対策するのにおすすめ。ただし、水の弱点が一貫するのは注意。
種族値
一番の特徴はA145 全ポケモンの中でも16位という破格の物理打点。
具体的には努力値を振らなくてもAぶっぱテツノワダチ、イダイトウ♂並みの打点になる。
素早さも91あり、第9世代現在の目安素早さラインである135族もS-1すれば抜ける(がんせきふうじの追加効果でS-1できる)。Sを下げずとも、スカーフを持たせることで対面で抜くことも可能。
耐久面の種族値は H89 B90 D80 とほどほどの種族値。数字としては決して高くとも低くともないが、攻撃性能を考えると十分すぎる耐久。
数値だけ見ると普通な耐久だが、とくせいの「いかく」を持っているのでさらに物理耐久は高くなる計算になる。
物理は「いかく」、多少デメリットはあるが「とつげきチョッキ」を持たせることで特殊受けもできるようになる。(ぜひ回復ソースは与えないでください。
攻撃・防御 どちらでもそつなくこなせる種族値なため型が多く、それだけでも対策が難しくなっている。
霊獣ランドロスの対策
弱点がはっきりしているポケモンなので、しっかりと氷・水タイプの技をパーティにいれておこう。
対戦においてすべて言えることだが、「ダメージ感覚」と「持ち物」を判別することはとても重要。特にこういう型の多いポケモンは読み違えると致命的になるケースが多いので要注意。
おすすめはタスキパオジアン。弱点をつけるのはもちろん、素の火力と弱点を突く範囲の広さを生かしつつ、タスキで行動保証を持てるので、テラスタルを加味しても有利な状況を作りやすい。
型紹介
飛行テラススカーフ
H | A | B | C | D | S | |
種族値 | 89 | 145 | 90 | 105 | 80 | 91 |
努力値 | 36 | 252 | 4 | – | 4 | 212 |
実数値 | 169 | 216 | 111 | 112 | 101 | 138 |
持ち物:こだわりスカーフ
テラスタル:ひこう
特性:いかく
じしん | テラバースト | とんぼがえり | @1 おススメ いわなだれ |
調整意図
S212 : S-1 最速 136族抜き
A+252:より多くの敵を倒せるようにぶっぱ
H:あまり最大奇数
BD:あまり
HBオボンランド
H | A | B | C | D | S | |
種族値 | 89 | 145 | 90 | 105 | 80 | 91 |
努力値 | 244 | – | 252 | – | 12 | – |
実数値 | 195 | 165 | 156 | 112 | 102 | 111 |
持ち物:オボンのみ
テラスタル:みず
特性:いかく
じしん | がんせきふうじ | とんぼがえり | ステルスロック |
ステロを撒いてサイクル戦を有利にしつつ、とんぼがえりで対面操作を狙う型。
他に相性の良いエースと合わせる時におすすめ。
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