理解力が高まる6つの読書術とは
1.プレクティング(予測する)
意外性があることで記憶に残りやすくなる。予測がないと裏切るという意外性も無い。
予想がどこまで正しかったか自己採点もすることができる。
良い映画や小説など記憶に残っているが参考書などは覚えていない。作品自体無意識下でも予測するが参考書ではすることがないため記憶に残りづらくなってしまう。
漫画にすることで予測するハードルを下げている。
2.ビジュアライジング (視覚的に想像する)
ストーリーがない情報は論理構造を絵でイメージする。
前提、解説、結論の流れを意識する。前提の元こういうことが起こり、結果こうなったというような感じ。
3.コネクティング (結び付けていく)
情報をすでに持っている情報と結び付けていく。結びついている情報が多ければ多いほど欠落しにくくなる。イメージは天井に情報が糸でぶら下がっていて1本だと不安定だけど、2本、3本と支える糸が増えれば安定する感じ。
Text to Text
読んでいる本などがすでに読んだ本に似ていないか結びつけておく
Text to Self
過去の体験と似ていないか、逆に全く違う体験か。昔の感覚と結びつけておく。
Text to World
ニュースなどで話題になっているものと結びつける。その出来事が印象的であればあるほど残りやすくなる。
4.サマライジング (要約言い換え)
自分の言葉に言い直す。セクションごとに自分なりの言葉で大まかに説明してみせると説明、説得力も付けれらる。
5.クエッショニング (本に対して質問する)
読書前、後、最中などタイミングは個々に任せるが以下の質問を答えられるように読書すると記憶しやすく、目的が定まっているので理解もしやすい。慣れてくれば同じ質問を答えるだけなのでどんな本でも理解、記憶量はそのままで早くなる。
- 問題意識はなにか? なにを解決してくれるのか?
- どのような構造で、どのような 始まりと終わりだったか?
- この本でなにを学んだか?
- キーポイントはなにか? 命題としていることは?
- どんな種類の情報が得られたか
- どんな感覚になったか
- なぜこの本は重要なのか?
- 著者は読者にどう感じて欲しいのか
- タイトルは正しいか? 付け直すとしたら?
- 専門用語をピックアップして何と言っているか
- このセクションで一番なにが言いたかったか
- 前書きは本を理解する上で役に立ったか?
- 著者がこの本を面白くするためにどんな工夫をしたか
- 本の出だしはどんな工夫がされているか
- 著者の主張のどこのどういった理由に賛成できるか
- 特徴的な点はなにか
- 終わり方は良かったか
- テーマを説明するためにどんな例を出しているか。また面白かった例や最も重要な一文はなにか
- 著者が最も良いと思っているであろうセリフや文は?
- 一箇所だけ決めるならパワーフレーズはどこか
6.インファイリング (行間を読む)
イメージトレーニング
写真や挿絵、表紙からどんな内容か想像する。
プレリーディング
内容を予測する。見出しや最初の一文からこの後どんな内容が続くか予測する。
Source
コメント