「画面が多いと逆に集中できない…」
そんなふうに感じたことはありませんか?
結論から言うと、画面数が多い=集中力が下がるとは限りません。
これは完全にケースバイケース。使い方次第で、集中力を上げることもできるんです。
画面が多いと集中力が“上がる”ケース
- 作業に必要なウィンドウを分けて使える
→ 例えば、資料を見ながら文章を書く、チャットを確認しながら対応する、といった並行作業がスムーズに。
逆に“下がる”ケース
- 情報を置きすぎて、注意が分散してしまう
→ 画面を切り替えるたびに気が散り、脳が疲れていく感覚、ありますよね。
ポイント:画面ごとの役割を「固定」しよう
マルチモニターを活用するうえで大切なのは、**「画面の使い分け」と「情報の整理」**です。
- 画面ごとに役割を固定する(例:左=資料、中央=作業、右=チャット)
→ 脳の切り替えがスムーズになります。 - 不要な表示は極力隠す or 非表示にする
- 集中したいときは**1画面のみ使う「集中モード」**を取り入れるのもアリ
参考:筆者の3画面構成
私は現在、以下のような構成で運用しています。
- メイン(ウルトラワイド):作業用(原稿執筆・編集など)
- サブ1(FHD):チャット・スケジュール管理
- サブ2(FHD):タスク一覧やマニュアルの参照
各画面に明確な役割を持たせておくことで、不要な切り替えや迷いを減らしています。
プラスαの集中力アップのために
■ チャット通知は「見る時に見る」設定に
ポップアップ通知は集中の敵。通知をオフにして、「必要な時に見る」ようにすると集中が持続します。
■ 休憩時にはサブ画面をオフに
特に休憩に入るとき、サブモニターを消すだけでも脳が「おやすみモード」に切り替わりやすくなります。
可能であれば、メインもオフにするとより効果的です。
「タブを閉じられない癖」、ありませんか?
ふと画面共有を見たとき、ブラウザに無数のタブを開きっぱなしの人、いますよね。
私自身、そこまでではないものの、「作業していたタブを閉じずに残す」ことがあります。
ただこれ、次の作業に移るときの集中力の妨げになるんです。
■ なぜか?
たとえば料理を始めようと思ったときに、シンクに洗い物が残っていたら、まずそちらに手を付けてしまう──そんな経験はありませんか?
脳も同じで、「前のタスクの痕跡」があると、次に行く前にまずそれを処理しようとしてしまうのです。
■ 解決策
- タブを残さず、必要な情報はアウトプットしておく
- Chromeユーザーなら「タブグループ」を使って整理する
- Notionユーザーなら「Webクリッパー」で保存しておく
次のタスクにスッと入るためには、「今見ていない情報を見えないようにする」のが一番の近道です。
まとめ
画面が多いことで集中力が上がるか下がるかは、使い方次第。
情報を整理し、役割を分け、不要なものを見えないようにすれば、マルチモニターはむしろ集中力の味方になります。
「多い=悪」ではなく、「整える」ことが鍵。
まずは1つ、「見ないでいいものを見ないようにする」ところから始めてみてはいかがでしょうか?
コメント