はじめに:正直、衝動買いでした
ライブ配信も最近できてないのに、なぜか手が滑って買ってしまった「Elgato Stream Deck+」。
アプリを起動するならExecuteでやってるし、 ボリューム調整はRazer DeathStalker V2でやれる。 ショートカット? G600マウスに仕込んでる。
──つまり、主な機能は既に手元の環境で満たせてたんです。
「じゃあ、いらなかったんじゃ……?」
そう思うかもしれません。 でも、違ったんです。
Stream Deck+は“細かいところに気を配れる女房役”でした。
Stream Deck+の基本スペックと特徴
- LCDボタン:8個(視覚的に分かりやすく、動的に変化)
- ノブ(ダイヤル):4つ(回転+押し込み対応)
- タッチバー:1本(スライド・タップ対応)
- USB-C接続(USB-A変換も付属)
- 対応ソフト:OBS、Adobe、Discord、DaVinci Resolve 他
物理ボタンとダイヤル、そしてスライド可能なタッチバー。この3つを組み合わせて直感的な操作ができます。
開封〜設置〜初期設定までの流れ
- 箱を開けると、本体とUSBケーブル、簡単な説明書のみのシンプル構成。
- 専用アプリ「Stream Deck」をインストール(Windows/Mac対応)。
- 接続してアプリを起動すれば、すぐにボタンやノブへの機能割り当てが可能に。
特に難しい設定は不要。初心者でも10分あれば基本設定は完了できます。
実際に使って分かった便利なところ(メリット)
1. アプリ起動が1ボタンで複数実行できる
今までは.batファイルを作って複数アプリを立ち上げていたけれど、Stream Deck+ならボタン1つに複数アクションを割り当て可能。
例:作業開始ボタンに以下を割り当て
- Discord起動
- OBS起動
- ブラウザで自サイトを開く
- 音楽アプリ起動
細かい準備が、ワンタッチで済む快感はクセになります。
2. ボリュームノブの使い勝手が異常に良い
ノブで音量調整?最初は「もうやれてる」と思ってた。
でも、アプリごとに個別で音量を調整できるのが革命的。
- FF14の音はそのまま
- Discordはちょっと下げる
- BGMアプリは少し上げる
これを物理ダイヤルで操作できる。ディスコのサウンドボード操作も連携できるので、ちょっとした盛り上げやネタ発言もスムーズに。
3. ショートカット機能が異様に気持ちいい
よく使うサイト(YouTube Studio、自サイトなど)をボタンひとつで開ける。
「ただのブクマじゃん」と思った人、実際に“物理的に押せる”と全然違います。
机に手を置いたまま、視線を動かさず必要な操作ができる。 この“地味だけど大きな効率化”がStream Deck+の真骨頂です。
惜しい点・注意点(デメリット)
- 価格がやや高い(約3万円台)
- ソフト側が一部英語表記(→慣れれば問題ないが最初はとまどう)
- ノブを活かすための設定に時間がかかる場合も
- 付属のUSB-A to Cケーブルでは電力供給が不十分な場合があるので、USB-C to Cでの接続を推奨
ただし「設定してしまえば爆速で元が取れる」ので、時間をかける価値はあります。
オプション製品も充実
Stream Deck+には、専用のオプション製品も存在します。筆者自身は使用していませんが、環境によってはかなり有用なのでご紹介しておきます。
- Elgato XLRドック(オーディオインターフェース)
- マイク入力や音声処理が必要な方向け。
- 外部オーディオインターフェースを持っていない場合におすすめです。
- Elgato USBハブ
- USBポートを拡張できるオプション。
- Stream Deck+と組み合わせてデスク環境をまとめたい人に便利。
どちらもStream Deck+と物理的にも連結できるデザインなので、省スペースかつ統一感あるデスクを構築したい方に最適です。
他モデルとの比較
モデル名 | ボタン数 | ノブ | タッチバー | 価格(目安) |
---|---|---|---|---|
Stream Deck Mini | 6 | なし | なし | 約8,000円 |
Stream Deck(無印) | 15 | なし | なし | 約15,000円 |
Stream Deck XL | 32 | なし | なし | 約25,000円 |
Stream Deck+ | 8 | 4 | あり | 約30,000円 |
物理ボタン数は少ないものの、ノブとタッチバーで操作範囲が広がるのがStream Deck+の強み。
まとめ:Stream Deck+は「細かいところに気を配れる女房役」
- ガジェット好きの心をくすぐるデザイン
- 配信者・クリエイター・動画編集者すべてに向いている
- 地味だけど、日々の作業を“静かに強力に”支えてくれる
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